

平成17年度定通部門活動報告
定通部門長 岡山市立岡山後楽館高等学校
松 下 晶 子
1 は じ め に
昭和57年に関係者の努力により高教研英語部会の中に定通部門が設置され、以来24年間その活動は途切れることなく現在まで続けられている。今日の定通制高校は、勤労青少年の学習の場という制度発足当時の役割に加え、不登校経験者や中途退学者、何らかの不適応要因を抱える者等多様化した生徒の適応指導の場、あるいは、成人者を対象とした生涯学習の機会提供の場という新たな役割を担うようになってきた。基礎学力の不足、学習意欲の低下、著しい学力差等が、大きな課題となっている定時制高校が少なくない。また、配置されている英語担当教員が1名という学校もあり、施設設備が不十分な中、孤軍奮闘する毎日を送っているという状況がある。
定通部門の活動は、このような定通制高校の英語教員が共通に抱えている悩みや問題等を率直 に話し合う情報交換の場として、また直面している課題の解決に取り組むための研究協議の場として重要な役割を果たしてきた。平成17年度、県内の定時制高校は14校、通信制高校は3校で、当部門はその17校の英語担当教員によって構成されている。以下今年度の活動を報告する。
2 幹 事 会
(1)平成17年度定通部門 部門長及び地区幹事名簿
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所 属 |
氏 名 |
| 部 門 長 |
岡山市立岡山後楽館高等学校 |
松 下 晶 子 |
地
区
幹
事 |
岡山県立烏城高等学校 |
藤 井 一 成 |
岡山市立岡山後楽館高等学校
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青 山 洋 |
| 竜 門 佳 弘 |
| 倉敷市立工業高等学校 |
宮 地 伸 幸 |
| 倉敷市立倉敷翔南高等学校 |
仲 宗 根 果 奈 |
| 井原市立高等学校 |
森 良 恵 |
(2)幹事会
○第1回 平成17年5月24日(火) 岡山市立岡山後楽館高校
協議:平成17年度定通部門交流会について
:平成17年度定通部門冬季研究協議会について
○第2回 平成17年12月8日(木) 岡山市立岡山後楽館高校
協議:平成17年度定通部門冬季研究協議会について
3 平成17年度定通部門交流会
(1)日 時 平成17年7月1日(金)13:30〜16:00
(2)場 所 岡山市立岡山後楽館高校
(3)参加者 17名
(4)協議題
@各校の英語教育の現状と課題について
A学力差のある中での指導方法,興味づけのための取り組み等について
英語部会長の木口岡山芳泉高校長のご挨拶、会場校の仁熊岡山後楽館高校長のご挨拶などに続いて、来賓紹介、参加者の自己紹介を行った。
論議をより深めたいという要望から、2つのグループに分かれ、それぞれ幹事が進行と記録を担当しながら研究協議を進めた。直面している課題やその困難さは様々であっても、それらと向き合い、熱意と創意工夫を持って英語教育に取り組んでいる発言者の姿は、互いの刺激や励みとなった。音楽やゲームを効果的に取り入れ英語嫌いの払拭を目指す指導について、少人数講座や習熟度別授業・JET二人によるTT等の授業形態の工夫について、不登校の生徒、働いている生徒、進路意識の低い生徒、発達障害を持つ生徒等多様な生徒一人ひとりに、どのように対応すべきかについて、様々な情報・意見交換が行われた。
指導課の信宮指導主事からは、定通制高校には全日制にはない困難さがあることが分かり有益であったという感想と共に、学力差や学習意欲の低下は全日制高校にも共通する問題というご指摘や少人数制講座の弊害についての情報等をいただき、有意義であった。
4 平成17年度定通部門冬季研究協議会(第24回)
(1)日 時 平成18年1月23日(月) 13:20〜16:00
(2)場 所 倉敷市立倉敷翔南高等学校
(3)参加者 参加者 24名
(4)日 程
13:20〜13:50 開会行事 (会議室)
◇ 英語部会長挨拶 岡山県立岡山芳泉高等学校長 木口 勉
◇ 会場校校長挨拶 倉敷市立倉敷翔南高等学校長 進賀 允一
◇ 来賓紹介
◇ 自己紹介
◇ 倉敷市立倉敷翔南高等学校概況報告 倉敷市立倉敷翔南高等学校 教諭 仲宗根 果奈
14:05〜14:50 公開授業 (実習棟2Fランゲージメディア教室)
「英語U」 倉敷市立倉敷翔南高等学校 教諭 小野 拡行
14:55〜15:35 質疑応答・研究協議
15:35〜15:50 指導講評 岡山県教育庁指導課 信宮 誠 指導主事
15:50〜15:55 閉会行事
◇ 定通部門長挨拶 岡山市立岡山後楽館高等学校 教頭 松下 晶子
◇ その他・諸連絡
下の写真はいずれも倉敷翔南高校での冬季研究協議会のものです。
開会行事 公開授業風景
英語部会長の木口岡山芳泉高校長、会場校の進賀倉敷翔南高校長のご挨拶に続き、英語科主任、仲宗根教諭により学校の概況報告が行われた。
公開授業は、小野教諭により、平成17年4月に新設されたばかりの実習棟のランゲージメディア教室において行われたが、県内でも設置されている高校が僅かというCALLシステムを活用しての少人数制の授業であった。意味のまとまりごとに英文を読ませようというスラッシュ・リーディングの指導で、個々の生徒の理解度を確認しながら丁寧に授業を展開され、生徒との信頼関係の深さが窺えた。倉敷翔南高校では、平成17年11月にも「授業公開及び授業研究会」が開催されるなど、授業改善が精力的に進められている。その平素からの取組の成果を実感させられた。
研究協議では、スラッシュ・リーディングの導入及び指導方法やCALLシステム、スマートボード等のIT機器の活用方法等について活発な意見が出され、副部会長である小濱県立玉島高校長からもご助言がいただけた。
信宮指導主事の講評は、英語教育を取り巻く環境の変化等に言及されて示唆に富み、大いに参考になるものであった。
5 平成17年度 岡山県高等学校教育研究会英語部会定通部門 細則
(名称)
第1条 本部門は、「岡山県高等学校教育研究会英語部会定通部門」と称する。
(目的)
第2条 本部門は、岡山県の定時制・通信制における英語教育に関する諸課題について研究し、あわせて教員相互の情報交換の場とする。
(事業)
第3条 本部門は、年一回研究会を開催し、その成果を交流する。
(構成)
第4条 本部門は、岡山県の定時制・通信制高等学校で英語教育に従事する教員で構成する。
(役員およびブロック組織)
第5条 1 本部門には、次の役員を置く。
部門代表理事 1名(定通部門長がこれを兼ねる)
幹 事 4名(各ブロックより1名を選出する)
ただし、必要に応じて加減することができる。
事 務 局 原則として部門代表理事の在籍校に置く。
2 ブロックは地区別に次に掲げるように分け、研究会は持ち回りとする。
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| 岡山・旭東 |
烏城、岡山後楽館、片上、岡山操山(通)、理大付属(通) |
| 倉敷・玉島 |
精思、倉敷市立工、市立玉島 |
| 備西・備北・美作 |
井原市立、真備陵南、松山、宇治、美作(通) |
| 備南・児島 |
玉野備南、市立児島、児島第一、倉敷翔南 |
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6 研究会開催校及びそのローテーションと事務担当校
| 開催年度 |
開催地区 |
開催校 |
事務担当校 |
| 第 1回(昭和57年度) |
岡山西 |
市立岡山商業 |
児島第一
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| 第 2回(昭和58年度) |
倉敷 |
市立玉島 |
| 第 3回(昭和59年度) |
備西、備北 |
箭田 |
倉敷市立工業 |
| 第 4回(昭和60年度) |
備南・児島 |
児島第一 |
市立備南 |
| 第 5回(昭和61年度) |
岡山東 |
岡山操山(通) |
烏城
|
| 第 6回(昭和62年度) |
岡山 |
烏城 |
| 第 7回(昭和63年度) |
倉敷 |
市立玉島 |
箭田
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| 第 8回(平成 元年度) |
備西・備北 |
箭田 |
| 第 9回(平成 2年度) |
備南・児島 |
南海 |
| 第10回(平成 3年度) |
岡山 |
市立岡山工業 |
南海
|
| 第11回(平成 4年度) |
倉敷 |
倉敷市立工業 |
| 第12回(平成 5年度) |
備西・備北 |
真備陵南 |
| 第13回(平成 6年度) |
備南・児島 |
市立児島 |
| 第14回(平成 7年度) |
岡山 |
岡山女子 |
市 立 松 山
|
| 第15回(平成 8年度) |
倉敷・玉島 |
市立玉島 |
| 第16回(平成 9年度) |
備西・備北 |
井原市立 |
精思 |
| 第17回(平成10年度) |
備南・児島 |
備南 |
市立宇治 |
| 第18回(平成11年度) |
岡山・旭東 |
烏城 |
市立玉島
|
| 第19回(平成12年度) |
倉敷・玉島 |
精思 |
| 第20回(平成13年度) |
備西・備北 |
真 備 陵 南 |
精思
|
| 第21回(平成14年度) |
岡山・旭東 |
岡山後楽館 |
| 第22回(平成15年度) |
倉敷・玉島 |
倉敷市立工業 |
烏城 |
| 第23回(平成16年度) |
備西・備北 |
市立宇治 |
岡山後楽館
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| 第24回(平成17年度) |
備南・児島 |
倉敷翔南 |
| 第25回(平成18年度) |
岡山・旭東 |
市立片上 |
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| 第26回(平成19年度) |
倉敷・玉島 |
市立玉島 |
|
| 第27回(平成20年度) |
備西・備北 |
市 立 松 山 |
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| 第28回(平成21年度) |
備南・児島 |
玉野備南 |
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| 第29回(平成22年度) |
岡山・旭東 |
烏 城 |
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*制度、学科改編、統廃合により、一部改定の可能性がある
7 平成17年度定時制通信制高等学校一覧
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| 県立烏城高校 |
086−251−9756 |
| 岡山市立岡山後楽館高校 |
086−226−7100 |
| 倉敷市立精思高校 |
086−422−0387 |
| 倉敷市立工業高校 |
086−422−4100 |
| 倉敷市立倉敷翔南高校 |
086−473−4240
|
| 倉敷市立児島第一高校 |
| 倉敷市立児島高校 |
| 倉敷市立玉島高校 |
086−526−0114 |
| 玉野市立玉野備南高校 |
0863−83−9100 |
| 井原市立高校 |
0866−62−1205 |
| 高梁市立松山高校 |
0866−22−3618 |
| 高梁市立宇治高校 |
0866−29−2004 |
| 備前市立片上高校 |
0869−64−2703 |
| 公立真備陵南高校 |
0866−98−1171 |
| 県立岡山操山高校(通) |
086−272−2040 |
| 岡山理大附属高校(通) |
086−256−8562 |
| 岡山県美作高校(通) |
0868−22−3116 |
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